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『TERMINATOR SALVATION』''(ターミネーター・サルベーション)''は、映画『ターミネーター4』を原作としたサードパーソン・シューティングゲームである。 開発はスウェーデンのゲーム会社GRINが行い、アメリカでの発売はワーナーブラザーズ・インタクラクティブ・エンターテイメントが行っている。iPhone / iPod touchや携帯アプリ版はゲームロフトからの発売。 なお、『ターミネーター4』というタイトルは日本式(邦題)であり、海外では映画のオリジナル・タイトル(原題)もターミネーター・サルベイション(Terminator: Salvation)である。「サルベイジョン」とも表記できる。意味は救済。 日本ではXbox 360とPS3版がタイトーから2009年9月17日に発売され、タイトー最後の据え置き型ゲーム機用のゲームタイトルであった。 2009年11月18日にゲーム中の映像を編集して作成されたターミネーター4:マシニマ(原題:Terminator Salvation Machinima Series)という映像作品がリリースされた。 == 概要 == このゲームはターミネーター4を題材としたサードパーソン・シューティングゲームで、プレイヤーはジョン・コナーとなり、スカイネット率いる機械化軍隊から人類の殲滅を阻止する。映画のゲーム化としているが、ストーリーは映画の前日談(プロローグ)になるという。 ゲームそのものはGRINが以前に開発した『ウォンテッド: ウェポンズ・オブ・フェイト』から継承しており、エンジンもそれと同じであるため、兄弟作品と考えても良い。ちなみに両者とも映画原作で、発売もワーナーブラザーである。 GRINは元々カーアクションゲームやガンシューティングゲームの製作を得意としており(正確には、その手のジャンルしか制作していない)、本作ではGRINの才能がいかんなく発揮されている。このゲームの大半はプレイヤーキャラクターであるジョンを操作してハンターキラー(以下HK)やターミネーターと戦っていくが、ステージによってはレジスタンス・フォース(人類による抵抗軍)のテクニカル(武装車輌)の銃座席に搭乗することもある。 このゲームには前作のウォンテッドにも組み込まれた『カバー・ポジション』と呼ばれるアクションが採用されており、これによりジョンたちは物陰などに身を隠しながら周囲の状況を把握したり『ブラインド・ファイア』(物陰から銃だけを出して反撃する)を行える。そのため、感覚と雰囲気は『Gears of War』に近い。 本作はスプリット・スクリーン(画面分割)による2人協力プレイが可能である。また、本編や予告編でブラッド・フィーデルが作曲した『ターミネーターのテーマ』のリミックス曲が多用されるなど、ファンサービスにも気を配っている。 なお、このゲームの発売直後にGRINは解散したので、このゲームが同スタジオの遺作となった。 同名のガンシューティングも存在するが、比較的難易度が高い仕様である。 本作にはオンライン・マルチプレイは搭載されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ターミネーター4 (ビデオゲーム)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Terminator Salvation (video game) 」があります。 スポンサード リンク
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